2022/01/21

保育士資格は児童を対象にする資格の中では最高峰の国家資格であると言え、近年では保育園のみならず、児童相談所や児童養護施設といった専門性が必要とされる領域での活躍も期待されています。その保育の資格ですが、4年制の大学だけでなく、短大や専門学校等で特定のカリキュラムを履修し、国家試験に合格することで取得することができます。保育士資格を最短で取得するのには短大や専門学校がおすすめで、これらは留年しなければ2年で資格取得し、社会で活躍することも可能です。しかし、4年制で学習するのとは違い、2年で必要なことを詰め込むとなるとそれなりの覚悟が必要とされます。
児童の発達に関わるというのはそれだけ大変なことであるので、本気で保育の仕事に携わりたい人にとっては短大でも専門学校でも特に問題はないと言えるでしょう。では専門学校でどのようなことを学ぶのでしょうか。必修科目として、保育のことだけでなく、栄養学や発達心理学、教育学等も学ぶ他、音楽についても学びます。これは音楽というものが保育園のお遊戯会や歌を歌うのに欠かせないものであり、最低でもバイエルンを全て弾けるレベルが要求されます。
この他、保育園に実習に行き、現場の保育士から保育の実際について学んだりします。そこでは学校では学ぶことができないような保育の視点や、園児との関わり方について学ぶことができます。また、わからないことがあれば、現場の保育士に直接質問して尋ねることもできるので、非常に貴重な時間を過ごすこともできます。